屋島レクザムフィールド徹底解剖!料金・駐車場から建築の凄みまで
瀬戸内海国立公園の象徴である屋島の麓に佇む「屋島レクザムフィールド(高松市屋島競技場)」は、地方都市の公共スポーツ施設という枠組みを遥かに超えた存在感を放っています。鮮やかなブルートラックと屋島の稜線に寄り添う優美な木屋根は、国内外の建築賞を総なめにし、トップアスリートから日々の健康づくりに励む地域住民までを惹きつけてやみません。
旧香川県立屋島陸上競技場の大規模リニューアルを経て誕生した本施設ですが、2026年の現在もその先進性と利便性は色褪せることなく、香川のスポーツカルチャーを牽引し続けています。一方で、県内にある「レクザムスタジアム」との混同や、大会開催時の駐車場混雑、個人利用の具体的な予約システムなど、訪れる前に押さえておくべきポイントも少なくありません。現場の取材データと公式発表資料を基に、施設の実態と使いこなし術を徹底解剖します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:世界基準のブルートラックに加え、国内初となる公認棒高跳び対応の「室内競技場」を併設した圧巻の設備環境
- 要点2:一般市民が1回数百円で気軽に使えるトレーニング室や個人利用枠が充実し、コスパと機能性を両立
- 要点3:野球場「レクザムスタジアム(生島町)」との間違いが多発しており、ことでん琴電屋島駅徒歩2分のアクセス特性を理解することが鍵
【建築美が話題の理由】なぜ屋島レクザムフィールドは全国から注目を集めるのか
高松市屋島中町に位置する高松市屋島競技場が、スポーツ関係者のみならず建築ファンや観光客からも熱い視線を浴びる最大の理由は、その傑出した建築デザインにあります。設計を手掛けたのは日建設計で、地域のシンボルである屋島の「台形型の山並み(メサ)」と調和するようにデザインされた大屋根は、圧巻の景観美を誇ります。
屋島レクザムフィールドの建築デザインは、グッドデザイン賞ベスト100や日本建築学会賞など名だたるアワードを受賞しました。スタンドを覆う軽やかな大屋根には、香川県産の木材や膜材料が巧みに用いられており、威圧感を与えずに周囲の歴史的風土と溶け込んでいます。実際にスタンド席に座ると、スタンドの開口部から屋島の雄大な山肌が借景として飛び込んでくる構造になっており、観戦体験そのものがひとつのアート体験へと昇華されています。
機能面でも全国屈指のスペックを誇ります。日本陸連第2種公認の陸上競技場として全天候型400m×8レーンのブルートラックを擁するだけでなく、全国初となる「競技場併設型の本格的な室内競技場」を備えています。この室内施設には、400mトラックと同じ曲率を持つ曲走路や、公式競技が可能な棒高跳びピットが整備されており、天候に左右されずにトップレベルの跳躍・スプリント練習が可能な環境が整えられています。
【混同注意】レクザムスタジアムとの決定的な違いとネットの誤解
来訪者が最も陥りやすい落とし穴が、施設名称の混同です。ネット検索やカーナビの設定時、あるいは遠方からの遠征時に「レクザムスタジアム」と誤認して全く別の場所へ向かってしまうトラブルが今なお散見されます。
高松市内には、大手電子機器製造メーカーである株式会社レクザムがネーミングライツを取得している主要スポーツ施設が複数存在します。この違いを明確に把握しておくことが不可欠です。
| 施設名 | 正式名称・種別 | 所在地 | 主な用途・特徴 |
|---|---|---|---|
| 屋島レクザムフィールド | 高松市屋島競技場(陸上競技場) | 高松市屋島中町374-1 | 陸上競技、サッカー、ラグビー、市民ジム |
| レクザムスタジアム | 香川県営野球場(野球場) | 高松市生島町322-1 | 高校野球、プロ野球公式戦、四国ILplus |
| レクザムホール | 香川県県民ホール(劇場・会館) | 高松市玉藻町9-10 | コンサート、演劇、大規模学会 |
目的地を設定する際は、「高松市屋島中町の屋島競技場」であることを必ず再確認してください。特に生島町のレクザムスタジアムとは高松市街地を挟んで東西に約15km以上離れており、車でも30分以上のロスが生じます。
【利用料金と予約方法】個人利用からトレーニング室・トラック利用の完全ガイド
トップレベルの競技大会が開かれる一方で、屋島レクザムフィールドは市民の日常的な健康拠点として開放されています。屋島レクザムフィールドの個人利用は非常にリーズナブルであり、民間フィットネスクラブと比較しても圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。
トレーニング室には、各種有酸素マシン(トレッドミル、エアロバイク等)やウェイトトレーニング機器、フリーウェイトゾーンが揃っており、一般利用者は1回あたり数百円(一般約200円〜300円前後、学生減額あり)という低価格で利用できます。初回利用時のオリエンテーションを受講すれば、誰でも気軽に本格的なワークアウトを開始できます。
トラックや室内競技場の個人利用に関しては、貸切専用利用が入っていない一般公開時間帯において、当日券売機で利用券を購入するだけでエントリー可能です。専用利用や大会開催時は一般利用が制限されるため、事前のスケジュール確認が必須となります。
一方、団体によるグラウンド貸切やイベント利用、会議室(会議室2・3は間仕切りを外して大部屋利用可能)を確保したい場合の予約方法は、高松市の公共施設予約システム経由、または競技場窓口・電話での事前手続きとなります。マイクやプロジェクター等の音響設備も完備されており、スポーツ合宿のミーティングや地域のカルチャー教室としても重宝されています。

【実態検証】駐車場とアクセスの裏技|混雑を回避する現場目線のリアル
現地を訪れる際に最大のボトルネックとなりやすいのが屋島レクザムフィールドの駐車場問題です。施設周辺には専用の駐車場が整備されているものの、大規模な陸上記録会や中長距離の選手権、サッカーの地域大会などが開催される週末は、午前中の早い段階で満車になるケースが多発します。
「周辺道路で長時間の入庫待ちが発生し、ウォーミングアップに遅れそうになった」という現場の声も少なくありません。駐車スペースには限りがあるため、大会主催者から公共交通機関の利用が強く推奨されています。
ここで活用したいのが、公共交通機関による抜群のアクセス環境です。屋島レクザムフィールドは、地方の陸上競技場としては極めて稀な「駅近立地」を実現しています。
- ことでん志度線「琴電屋島駅」:改札を出てフラットな道を歩いて徒歩約2分。信号待ちのストレスもなく、スタジアムのエントランスに直結する最短ルートです。
- JR高徳線「屋島駅」:改札口から徒歩約10分。県外から新幹線や高速バス経由で高松駅に到着した遠征組にとって、乗り換え1本でアクセスできる頼もしい導線です。
大規模イベント開催日に車で訪れる場合は、高松市中心部(瓦町駅周辺など)のコインパーキングに車を停め、ことでん志度線に乗り換えて琴電屋島駅へ向かう「パーク&ライド」を選択するのが、渋滞と満車ストレスを完全に回避する裏技です。
【2026年最新】イベントスケジュール確認法と市民ランナーに愛される秘密
屋島レクザムフィールドを日常のトレーニング拠点として活用する市民ランナーの間で評価されているのが、メインスタンド周辺や外周を活用したランニングコース環境です。クッション性に優れたタータン(ブルートラック)の感触を味わいながら走れる一般開放日は、記録向上を目指すシリアスランナーにとっても貴重な練習環境となっています。
天然芝が美しく整備された中央フィールドでは、サッカーやラグビーの公式戦、地域の少年少女スポーツフェスティバルなどの多彩なイベントが年間を通じて組まれています。そのため、ふらりと訪れて「今日は専用利用でトラックが使えなかった」という事態を避けるためには、公式Webサイトで公開されている月間予定表の事前チェックが欠かせません。
屋島レクザムフィールドのスケジュールは、高松市スポーツ協会や競技場公式サイトにて月単位でPDF公開されています。メイン競技場、室内競技場、会議室それぞれの専用利用枠と個人利用可能時間帯が色分けされているため、出発前に必ず「一般開放枠」の有無を確認してください。

【プロの結論】施設を最大限に活かせる人・慎重になるべき人の判断基準
屋島レクザムフィールドは、地方自治体における「スタジアム・アリーナ改革」の成功モデルとして極めて完成度の高い施設です。しかし、利用目的によって満足度には明確な分かれ道が存在します。
屋島レクザムフィールドを120%使い倒せる人
- 天候を問わず質の高いスプリント・跳躍練習をしたい陸上選手:国内最高峰の室内競技場とブルートラックは、記録を狙うアスリートにとって他には代えがたい環境です。
- 月額会費を抑えて本格マシンを使いたい市民トレーニー:民間の24時間ジムに通うほどではないものの、都度払いで高品質な器具を使いたい人にとって圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。
- 建築美や景観を楽しみながら観戦・ウォーキングをしたい人:屋島の自然美と調和した木屋根の構造美を体感しながら過ごす時間は、単なる運動以上の心地よさを提供してくれます。
利用時に事前の計画・対策が必須となる人
- 大会当日に車移動を前提としている遠征チーム・保護者:駐車場の収容台数には限界があるため、タイムスケジュールに余裕を持たせるか、公共交通機関へのシフトを徹底する必要があります。
- 数万人規模のプロスタジアム級エンタメを期待する人:本施設は収容人数約5,000人規模の「コンパクトで多機能な地域密着型競技場」です。巨大ドームのような飲食ブースの林立や大規模商業施設とは趣が異なる点を理解しておく必要があります。
【屋島 レクザム フィールド】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:トレーニング室やトラックの個人利用は事前予約が必要ですか?
A1:個人利用に事前のWEB予約等は不要です。専用利用(大会や団体貸切)が入っていない公開時間帯であれば、当日に管理棟の券売機で利用券を購入してすぐに利用できます。ただし、トレーニング室を初めて利用する方は初回登録手続きが必要となります。
Q2:雨の日でもトラックを走ったり練習したりできますか?
A2:屋外のメインフィールドは雨天時でも全天候型舗装のため走破可能ですが、屋島レクザムフィールドには国内屈指の「室内競技場」が併設されています。室内には曲走路や直走路、棒高跳び設備が完備されているため、悪天候時でもトップスピードでのトレーニングが可能です(室内競技場の一般開放スケジュール要確認)。
Q3:レクザムスタジアムとの間違いを防ぐにはどうすればいいですか?
A3:カーナビや地図アプリで目的地を設定する際は、「高松市屋島競技場」または住所「香川県高松市屋島中町374-1」で直接検索してください。「レクザム」だけで検索すると生島町の野球場(レクザムスタジアム)が上位表示される場合があるため注意が必要です。
まとめ:地域の誇りから全国の先進モデルへ
屋島レクザムフィールドは、歴史ある屋島の景観を守りながら、世界レベルの競技機能と市民の健康拠点を高い次元で融合させた、日本の公共建築におけるひとつの到達点です。洗練された建築デザインの中で流す汗は、日々の運動や競技活動をより特別なものにしてくれます。
訪れる際は、最新のスケジュール確認と、ことでん琴電屋島駅を活用したスマートなアクセスを心がけることで、施設の持つ魅力を余すところなく享受できるはずです。香川が誇る美しいスタジアムへ、ぜひ足を運んでみてください。 (出典: 屋島 レクザム フィールド(Yahoo!ニュース))