月の英語一覧と3文字略称まとめ!スペルや語源の謎も完全解説
1月(January)から12月(December)までの英語表記は、英語学習の初期に触れる基礎知識でありながら、スペルの書き間違いや略称のルール、日付表記における前置詞の使い分けなど、大人でも迷いやすい落とし穴が数多く存在します。ビジネスメールでの日程調整や海外向け書類の作成、カレンダー表記の確認において、正確な知識は欠かせません。
本記事では、1月〜12月の英語スペル・カタカナ発音・3文字短縮表記を網羅した一覧表を掲載するとともに、「なぜ数字の7を意味するseptemが9月のSeptemberになったのか」という語源の真相や、認知心理学に基づく効率的な語呂合わせ暗記法、実務で恥をかかない日付表記ルールまで、徹底的に整理して解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:1月〜12月のスペル・3文字略称・発音一覧を整理。May以外の略記には末尾ピリオド(.)をつけるのが正式ルール。
- 要点2:9月〜12月の名称が「2ヶ月ズレている」理由は、古代ローマ暦の年初が3月始まりだった歴史的背景に起因。
- 要点3:日付表記では「月単体ならin」「特定日ならon」を厳守し、米英で異なる語順ルール(月日年/日月年)を把握することが実務の基本。
【一覧表】1月〜12月の英語スペル・3文字短縮表記・発音データ
英語の月名(Month Names)は、カレンダーやビジネス文書、航空券の予約確認書などで頻繁に使用されます。基本となる1月〜12月の英語スペルと発音、および一般的な月の英語3文字短縮表記を一覧にまとめました。
| 月 | 英語スペル(フルスペル) | 3文字短縮表記(略称) | カタカナ読みと発音の目安 |
|---|---|---|---|
| 1月 | January | Jan. | ジャニュアリー(ˈdʒænjuˌɛri) |
| 2月 | February | Feb. | フェブラリー(ˈfɛbruˌɛri) |
| 3月 | March | Mar. | マーチ(mɑːrtʃ) |
| 4月 | April | Apr. | エイプリル(ˈeɪprəl) |
| 5月 | May | May(短縮なし) | メイ(meɪ) |
| 6月 | June | Jun. | ジューン(dʒuːn) |
| 7月 | July | Jul. | ジュライ(dʒuˈlaɪ) |
| 8月 | August | Aug. | オーガスト(ˈɔːɡəst) |
| 9月 | September | Sep. / Sept. | セプテンバー(sɛpˈtɛmbər) |
| 10月 | October | Oct. | オクトーバー(ɑːkˈtoʊbər) |
| 11月 | November | Nov. | ノーヴェンバー(noʊˈvɛmbər) |
| 12月 | December | Dec. | ディセンバー(dɪˈsɛmbər) |
英語の短縮表記(Abbreviation)を用いる際、Mayは元々3文字であるため末尾に省略記号のピリオド(.)を付けません。また、9月に関しては「Sep.」のほかに「Sept.」と4文字で表記されるケースも認められていますが、デザインやレイアウトの統一性を重視する英語カレンダー月名表記では、3文字の「Sep.」が広く採用されています。

なぜ9月がSeptemberなのか?古代ローマ暦から紐解く語源の真相
英語学習者が抱く代表的な疑問の一つが、「なぜラテン語で数字の7を表す言葉が9月になっているのか」という点です。タコ(Octopus=8本足)やオクターブ(Octave=8度音程)でおなじみの接頭辞「Oct-」が10月のOctoberに使われ、12月(December)には10(Decem)を意味する語根が含まれています。
この月の英語語源と由来には、古代ローマ時代における暦の変遷が深く関わっています。都市伝説として「カエサル(Julius Caesar)とアウグストゥス(Augustus)が自分の名前(JulyとAugust)を年の途中に無理やり割り込ませたため、以降の月が2つ後ろにズレた」という説が語られることがありますが、これは歴史的な事実とは異なります。
真の理由は、初期の古代ローマ暦(ロムルス暦)が1年を10ヶ月(304日)とし、3月を第1月として数えていたことにあります。当時の人々にとって冬の寒冷期は農業を行わない期間であり、月名を付けずに放置されていました。
その後、第2代国王ヌマ・ポンピリウスが暦を改訂し、年末に「11番目の月(現在の1月・Januarius)」と「12番目の月(現在の2月・Februarius)」を追加しました。紀元前153年になり、行政上の都合から年初が3月から1月に変更された結果、語源としての数字と実際の月番号に「2ヶ月のズレ」が生じたまま現在に至っています。
| 月名 | 語源のラテン語 | 元々の意味 | 由来となった神・皇帝・数字 |
|---|---|---|---|
| January | Januarius | 扉・始まりの神 | ローマ神話の双面神「ヤヌス(Janus)」 |
| February | Februarius | 浄化・お清め | 贖罪の神「フェブルウス(Februus)」の儀式 |
| March | Martius | 軍神マルスの月 | 戦と農耕の神「マルス(Mars)」(旧暦の第1月) |
| July | Julius | ユリウスの月 | 旧名Quintilis(第5の月)からカエサル名へ改称 |
| August | Augustus | 尊厳ある者の月 | 旧名Sextilis(第6の月)から初代皇帝名へ改称 |
| September | Septem | 数字の「7」 | 3月始まりの旧暦における「第7の月」 |
| October | Octo | 数字の「8」 | 旧暦における「第8の月」 |
| November | Novem | 数字の「9」 | 旧暦における「第9の月」 |
| December | Decem | 数字の「10」 | 旧暦における「第10の月」 |
一般に知られていない盲点と誤解|日付表記ルールと前置詞「in/on」の境界線
実務や試験で最も減点対象になりやすいのが、日付の表記順序と前置詞の選択です。日本語では「2026年5月10日」のように「年→月→日」と大きな単位から記述しますが、英語圏では地域によって表記順が大きく異なります。
代表的な日付の英語表記ルールは以下の2通りです。
- アメリカ式表記:「月・日・年」の順序(例:May 10, 2026 または May 10th, 2026)
- イギリス式表記:「日・月・年」の順序(例:10 May 2026 または 10th May 2026)
アメリカ式では、月日の後にカンマ(,)を挟んで年を記載します。一方、イギリス式ではカンマを打たないのが一般的です。ビジネスメールや公的文書で数字のみの略記(例:05/10/2026)を使うと、アメリカ人には「5月10日」、イギリス人には「10月5日」と解釈され、重大なスケジュール齟齬を招く恐れがあります。そのため、国際的なやり取りでは月名をアルファベット(MayやOct.)で書くことが強く推奨されます。
また、英語の月と序数の書き方にも注意が必要です。文章中では「May 1st」「July 22nd」「September 3rd」「October 4th」のように序数詞を添える表記が一般的ですが、近年は「th」や「st」を省略して「May 1」「July 22」と記すスタイルが簡潔なビジネスライティングとして定着しています。ただし、発音する際は表記に「th」がなくても「May first」「July twenty-second」と序数で読み上げます。
さらに、月の前置詞inとonの使い分けは以下の境界線で判断します。
- 月のみ・年のみ(期間の広がり):「in」を使用(例:in August, in 2026, in spring)
- 特定の日付・曜日(特定の1日):「on」を使用(例:on August 15th, on Monday, on my birthday)
認知言語学的な観点から言えば、「in」は入れ物(30日間という枠組み)の中に入っている感覚を示し、「on」はカレンダー上の特定の日付という「面・点」に乗っている感覚を示します。「August」の前にはinが付きますが、「August 15」のように日付が特定された瞬間に優先順位が日に移り、前置詞は「on」に変化します。

【実態検証】学校教育とビジネス現場で見えた「日本人が最も間違えやすい月」
国内の英語教育現場や法人向けビジネス英文校正サービスの実態データによると、日本人が最もスペルミスを起こしやすい月は2月(February)と8月(August)です。
Februaryで圧倒的に多いのが、1つ目の「r」を落として「Febuary」と書いてしまうミスです。英語本来の発音では最初の「r」が脱落して「フェビュアリー」に近い音で発音されるケースが日常会話で多いため、耳から入った音のまま綴ってしまうことが原因と分析されています。
また、Augustについては「秋(Autumn)」とのスペル混同や、8月を意味する略称「Aug.」と「Aut.」を取り違える事例が散見されます。さらに、6月(June)と7月(July)は字面が酷似しているため、手書きメモやカレンダーの走り書きで判別がつかなくなるトラブルが報告されています。
ビジネス現場におけるアンケートやSNSでの学習者の声を見ても、「航空券の予約でJUNとJULを見間違えて痛い目を見た」「契約書の日付でinとonを取り違えて修正を指示された」といった生々しい失敗談が絶えません。基礎的な単語であるからこそ、思い込みによる確認不足が生じやすい傾向があります。
一瞬で丸暗記!語呂合わせとリズムで覚える英語の月攻略メソッド
12個の月名を丸暗記しようとして途中で挫折してしまう学習者に向けて、英語の月暗記用語呂合わせと季節ごとのストーリー記憶法が有効です。人間の脳は無機質な文字列よりも、情景や音の響きと結びついた情報を長期記憶として定着させやすい性質を持っています。
以下の英語の月簡単な覚え方を活用することで、スペルと順番をスムーズに結びつけることができます。
- 1月(January):「ジャ(Ja)ッジがニュー(nu)イヤーにアリー(ary)乾杯」
- 2月(February):「節分の恵方巻をフエ(Feb)吹いてブラ(ru)ブラ食べる」※「r」を忘れない
- 3月(March):「3月は春の行進(March)」
- 4月(April):「4月1日はエイプリル(April)フール」
- 5月(May):「メイ(May)ちゃん、5月の五月病」
- 6月(June):「ジューン(June)ブライドの6月」
- 7月(July):「7月は七夕、ジュラ(Jul)シックパークに行くワイ(y)」
- 8月(August):「8月は暑くてオゥ(Au)とガスト(gust)に避難」
- 9月(September):「9月はセプ(Sep)テンバー、新学期」
- 10月(October):「10月はオクトパス(Octo)がハロウィンで大暴れ」
- 11月(November):「11月はノー(No)と言えない紅葉狩り」
- 12月(December):「12月は年末の出稼ぎで出る(Dec)出費」
また、発音のリズムを身体に染み込ませる方法として、「Jan, Feb, Mar, Apr, May, Jun, Jul, Aug, Sep, Oct, Nov, Dec」と3文字の略称を4拍子(3ヶ月ずつ×4グループ)で声に出してテンポよく読み上げるメトロノーム法も、短期間での定着に極めて高い効果を発揮します。

【プロの結論】認知言語学と実務から導く「確実な定着法」とNG学習法
単語帳を眺めてスペルを10回書き殴るような従来の反復作業は、大人の学習において非常に効率が悪いアプローチです。認知心理学や言語習得論の見地から見ると、「構造の理解」「語源のフック」「日常の実践的な接触」を組み合わせることが最短の定着ルートです。
| 学習手法のタイプ | 実践内容 | 期待できる定着効果 | 向いている人・向いていない人 |
|---|---|---|---|
| 環境同期型(推奨) | スマホ・PCのカレンダー表記を英語に設定する | 毎日無意識に目にするため、短縮表記が自然に定着する | 推奨:忙しい社会人・実務で英語を使う人 非推奨:デジタル機器を使わない人 |
| 語源フック型(推奨) | 数字の語根(Sept/Oct/Nov/Dec)や神話と関連付ける | 知識のネットワークが形成され、長期記憶として忘れにくくなる | 推奨:論理的に理解したい人・中高生以上 非推奨:丸暗記だけを好む人 |
| 機械的書き取り型(非推奨) | ノートにスペルをひたすら書き写す作業 | 一時的な短期記憶にとどまり、数週間で忘れやすい | 推奨:テスト直前の小学生 非推奨:長期的な英語運用力を高めたいすべての人 |
最も手軽で確実な学習ステップは、手持ちのスマートフォンの言語設定やカレンダーアプリの表示を英語(English)に変更することです。「Apr」「Jul」「Nov」といった3文字略称に日常空間で強制的に触れる環境を構築すれば、暗記の労力をかけずとも直感的に認識できるようになります。
【月の英語】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:3文字略称の末尾にあるピリオド(.)は絶対に付けなければいけませんか?
A1:正式な英文法およびタイポグラフィのルールでは、単語を途中で省略していることを示すためにピリオド(Jan., Feb., Mar.)を付けるのが原則です。ただし、スマホの画面表示、航空券の予約システム、カレンダーのUIデザインなど、スペースが限られた媒体ではピリオドを省略した3文字表記(JAN, FEB, MAR)が標準として扱われることも多くあります。公式文書やビジネスレターではピリオド付きを使用するのが無難です。
Q2:なぜ「May」だけは略称でもピリオドが付かないのですか?
A2:Mayは単語そのものが最初から3文字で構成されており、省略(abbreviation)されていないためです。省略していない完全な単語である以上、省略を表す記号であるピリオドを付ける文法的な理由が存在しません。
Q3:英語で「〜月上旬」「〜月中旬」「〜月下旬」はどう表現しますか?
A3:それぞれ「early」「mid-」「late」を月名の前に付与して表現します。例えば「4月上旬」は「early April」、「8月中旬」は「mid-August(ハイフンをつなぐのが通例)」、「12月下旬」は「late December」と表記します。特定の期間を表すため、前置詞は「in early April」のように「in」を用います。
Q4:日付を伝えるとき、「September 1」と「September 1st」のどちらを使うべきですか?
A4:書く(ライティング)際はどちらも正しく、現代のビジネス英語ではタイピングの手間を省くため「September 1」と記すケースが主流です。ただし、声に出して読む(スピーキング)際は、文字表記が「September 1」であっても必ず「September first」と序数で発音します。
まとめ:月の英語をマスターして実務と学習の不安を解消しよう
1月〜12月の英語表現は、一見単純に見えて語源の歴史、略称の表記規則、前置詞の選択など、知っておくべき重要な文法・実務ルールが凝縮されています。
「9月〜12月の語源のズレ」を歴史的背景から理解し、日常のデジタル機器を英語表記に切り替えて自然な接触頻度を増やすことで、スペルミスや表記の迷いは完全に解消できます。本記事の一覧表やルールをブックマーク等で手元に控え、日々のビジネスライティングや学習に役立ててください。 (出典: 月 の 英語(Yahoo!ニュース))